ソーイングで便利であるポリウレタンのまとめ

ポリウレタンの概要|ソーイング特集

靴下 ポリウレタンは合成繊維の1つで、その様々な特徴から色々な用途に使われている繊維です。用途としてはレーヨンや綿、ナイロンなどでコーティングを施すことによってストレッチ織物の原料になることが挙げられます。
そのため水着やレオタード、サポーターのようなスポーツ衣料品においては特に優秀で、身に付けている間に柔軟に形状が変化することが求められる製品にも活用されることがあります。また、合成皮革を作る際の原料にもなる繊維です。

■ポリウレタンを利用する際の注意点

ポリウレタン繊維はかなり身近な存在となってきました。人工皮革としてもそうですし、ストレッチ素材としても活用されています。ですが、これを使用する際にはその注意点を把握することが必要です。

それは熱や水、揮発油、薬品といった様々なものに対して非常に弱いことです。水にも薬品にも弱いため、ポリウレタンを主材料にしたものを洗濯することはかなり難しいです。
特に空気中の水蒸気にも非常に弱く、常に分解が進んでいきます。そのため実用に耐えうるのは2~3年間か、長い場合であっても5年を経過すればヨレてしまったり、ひび割れや表面の剥がれなどが発生してしまいます。
ソーイングに用いる際には「必ず劣化し長持ちさせるのが難しい」という素材の特性を理解して利用することが重要です。

■ポリウレタンの上手な活用法・利用シーン

ポリウレタンは約60年前にドイツで開発された伸縮性に富んだ合成繊維で、別名スパンディックスとも呼ばれています。ゴムのようによく伸び縮みしますが、ゴムより劣化しにくく軽くてゴムより細い繊維が出来ます。

ですが摩擦に弱い合成皮革は表面がはがれたり紫外線の影響で黄変することがあり、塩素に弱いなどの性質もあります。ポリウレタンは合成皮革のほか、伸縮性が必要なブラジャー・ガードル等のファンデーション類、水着・レオタード等のスポーツ用品、パンティストッキング・靴下・サポーター・伸縮包帯等に使われています。

    

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