ソーイングで便利である麻の情報をご案内します

麻の概要|ソーイング特集

麻(リネン)は通気性・吸水性が良く、丈夫で長持ちするので衣類だけでなく寝具類やキッチンクロスなどにも使用されます。しわになりやすいという欠点はありますが、シンプルでナチュラルな独特の風合いがあるためファッションの素材としても人気があります。

リネンは亜麻の繊維を原料とした天然素材ですので、洗濯は家庭用の漂白剤は避け水洗いするのがオススメです。アイロンはたっぷりの霧を吹きかけながら高温でゆっくりかけるようにすると、リネン独特の風合いが甦り柔らかになります。

■麻を利用する際の注意点

麻(リネン)をソーイングに使う場合、注意しなければならないのは、まず水通しをきちんとすることです。特に混紡のリネン生地の場合は縮みやすいので必ず水通しをします。
水通しの方法は生地をたっぷりの水に4~5時間から半日ほど浸し、あまり絞らずに引き上げ日陰で半乾きの状態にします。リネンの地直しは半乾きの状態でアイロンをかけます。

その際、縦地と横地を軽く引っ張りながら生地目が垂直になるようにアイロンをかけます。この地直しは乾ききってからではできないので、乾ききってしまった場合は、たっぷりと霧を吹くなどして給水してからやり直します。
しっかり地直しをおこなうと、次の裁断、縫製の作業がスムーズになりますし、仕上がりもよくなります。

■麻の上手な活用法・利用シーン

麻は非常に古い繊維で、人類が最初に作った布とも言われています。細かく分けると約20種類程あり、植物から繊維を採取する場所(茎・葉脈など)で大別されています。

繊維の中央にマカロニのように穴が開いているので通気性が良く、水分の吸湿・発散性に優れ水に濡れることで強度が増します。布は光沢がありさらっとした触り心地と清涼感があります。ですがしわになりやすい、硬くて伸縮性が無い、保湿に乏しい、摩擦で毛羽立ちやすい等の性質もあります。

麻は感触を活かして夏物衣料に多く使われ、他にハンカチやキッチンクロスのようなリネン類にも使われます。また産業資材としてロープ・穀物袋・畳の縁等にも使われています。

    

ソーイングテクニック集はこちら