どんな種類がある?ニット用ミシン糸の種類と用途

どんな種類がある?ニット用ミシン糸の種類と用途

洋裁でミシンを使うときには、手縫いで使っていた糸は使用できません。ミシン糸と手縫い糸との違いは、糸にかかっているヨリの方向です。糸というのは、細い複数の糸をねじって1本にしたものですが、通常ミシン糸は左にZを描くようにねじってあり、手縫い糸は右にSを描くようにねじってあります。手縫い糸でミシンを使用すると、ねじりが逆なので糸が切れやすくなります。
また、素材によって糸を使いわけるのも大切!こちらでは、伸縮性のあるニット素材を縫うときに使用するミシン糸についてご紹介します。種類と用途を知っておきましょう。

ナイロン糸

ナイロン糸

ナイロン100%のナイロン糸は、直線縫い部分に使用されるミシン糸です。糸の特徴としては、やや伸びるのがポイント。他の糸に比べると伸縮性が高い方で、生地の伸びにも対応します。
作っているメーカーにもよりますが、ナイロン糸は厚地物、靴、カバン、皮革製品、シートなどさまざまなものに使用可能。強度が高いのもナイロン糸の大きな特徴でしょう。カラーも豊富に取りそろえているメーカーが多いので、用途に合わせて使いわけましょう。

こんなナイロン糸があります!

  • 透明ミシン糸

    透明ミシン糸

    どんなものにも使える、透明のナイロン糸はとても便利!色が目立たないので、これを一つ持っているだけでいろんなものに使用できます。

  • ウーリーナイロン

    ウーリーナイロン

    飾り縫いからかがりまで幅広い用途に対応。優れた伸縮性とソフトな風合いには定評があります。

  • レジロンミシン糸

    レジロンミシン糸

    ナイロン特有のエラスチック性を生かし、特殊な樹脂加工によって糸の抱合力をアップ。布地や肌に優しくフィットします。

スパン糸

スパン糸

ポリエステル100%で、伸縮性が低いのが特徴。ポリエステルを綿状にした短繊維を加工して、綿糸のような光沢と風合いを持たせたミシン糸です。その縫いやすさから、ニット製品をはじめ、カジュアル衣料などあらゆる生地の縫製に使用されています。今や、スパン糸がミシン業界の主流といっても過言ではないかもしれません。
ロックミシン用のスパン糸には「60番」と「90番」がありますが、90番の方が細く、端ロックに使用されることが多いようです。ミシン購入時に、最初からセットされているのもこちらで、大抵の人が持っているミシン糸となります。

おすすめのスパン糸がこちら!

  • 東洋紡 コロナゴールド

    東洋紡
    コロナゴールド

    ファイバーから製品まで一貫して生産する東洋紡がつくりあげたハイクオリティポリエステルスパンミシン糸。目飛び、糸切れなどが発生しづらいのも特徴。

  • キングスパン90番

    キングスパン90番

    キングスパン90番は、ほつれ止めロック専用のスパン糸。キングスパンはカラーも豊富です。

  • フジックス ポリエステルスパン糸60番

    フジックス
    スパン糸60番

    つやがなくケバがあり、高速縫いの時に針熱で切れにくく、ケバがあるので目立ちやすく、ニット生地に適しています。

テトロン糸

テトロン糸

絹ミシン糸を意識して開発されたミシン糸で、「ポリエステルフィラメントミシン糸」の通称を「テトロン糸」とよびます。同じポリエステルでも、スパン糸に比べると一般的に馴染みの少ない糸ですが、光沢があり縫い目も美しく仕上がることで、高級な衣類や紳士服には広く使われています。
スパン糸よりも伸縮性があるため、注意して使用しなければパッカリングが発生する可能性もあります。

おすすめのテトロン糸は?

  • グンゼデニムス

    グンゼデニムス

    ポリエステルフィラメントを芯とし、その周りを高級綿でカバーしたミシン糸。強度が高く、伸度もほどよい仕上がりです。

  • フジックス ポリエステルテトロン50番

    フジックス
    テトロン50番

    表面にはつや・光沢があり絹のような美しさが特徴のテトロン糸。カラーが豊富です。

  • エースクラウンテトロン糸

    エースクラウン
    テトロン糸

    熱に耐久性の高い優れた原糸を使用していることで可縫性がよく、美しい縫い上がりを得られます。

ニット用ミシン糸が購入できる店舗をご紹介!

ニット用ミシン糸にも種類がありますが、生地の伸縮性や厚みを考えた色選びをしましょう。また、生地に合わせてカラーを選ぶのもポイントです!透明のミシン糸は使い勝手がいいですが、糸のカラーリングもポイントになるようにするとより洋裁が楽しめそう!
ネット購入も良いですが、ネット上では本当の色合いが確かめられませんから、ぜひ実店舗で手にとって選んでみてください。

服地の孝富

服地の孝富

東京日本橋に本社を構えている、総合高級婦人服地の店。本店は1階から5階まで生地や付属品で占めており、豊富な品ぞろえが特徴です。一般のお客さんはもちろん、デザイナーや高級ブティックの経営者など、プロの間でも高く評価されています。プロ向けなので、工業用のミシン糸も当然豊富。ミシン糸のみお求めの場合は5階へ直行しましょう。

町田絲店

町田絲店

東京都台東区にお店を構える町田絲店。エースクラウン、天下一ミシン糸を主に扱っています。
販売しているだけでなく、糸や紐を使うものなら何でも作ってくれるそう。予算や目的を相談して、オリジナルのアイテムを作ってもらうのも良さそうですね。
yahooショップからも、ミシン糸を購入することができます。

糸工房

糸工房

ミシン糸を大量に扱い、業界最安値の商品もたっぷりと用意されているネットショップです。
扱っているミシン糸の種類に偏りはなく、エースクラウン、ユニロン、グンゼ、キング、アサヒ熊など様々なメーカーのミシン糸を扱っています。購入したいものは決まっていて、まとめ買いしたい!という方には特におすすめ。

特におすすめのお店はこちら!

大戸糸店

大戸糸店

皮革用ミシン糸の「ビニモ」と、ミシン糸の定番「スパンミシン糸」が豊富なショップ。江戸店を構えて三代目になる老舗店です。在庫に余裕があり、取り寄せや入荷待ちといった心配もなし!東京都台東区に店舗がありネット販売も行っていますが、実際に置いてある糸をよく見たいという方はぜひ足を運んでみましょう。バッグ、靴に関する問い合わせにも対応。


ミシンを使用する時に必要は、ニット用ミシン糸の種類と用途を紹介します。ニット用ミシン糸は手縫いするときの糸とは全く異なるので、その違いを知っておきましょう。購入できるおすすめショップも紹介していますのでぜひ参考にしてください。